EU基準の高級天然牛とは?

日本では希少

放牧肥育

日本では放牧牛の割合が20%以下
80%程度は牛舎で育てられています。
牛舎で育てられた牛はストレスがたまり、
筋肉も衰え、感染症になりやすいです。

脂肪が増えているので、
柔らかいお肉になるのですが、
味気なく胸焼けしてしまう
という感想を耳にします。

ちなみに牛の肥育基準が厳しいEUでは

牛舎禁止
牛舎の中の牛

放牧で育てることが一般的です。
ストレスフリーで育った健康な牛は
程よい弾力性と牛肉本来の美味しさ
楽しむことができます。


成長促進
させない

成長を早めて効率よく牛を生産するために
アメリカなどでは肥育ホルモンが認可され、
日本にも肥育ホルモン入りのアメリカ牛が
輸入されています。

肥育ホルモン剤が許可されている国

  • アメリカ合衆国
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • メキシコ
飼料を食べている牛

ちなみに牛の肥育基準が厳しいEUでは

肥育ホルモン禁止

効率重視より牛のことを考えて育てています。

本来の生き方をすることが
美味しさにつながります。


アニマル
ウェルフェア

放牧やホルモン剤禁止をはじめとし、EUでは「アニマルウェルフェア」の考え方を基準にしています。

「アニマルウェルフェア」とは、家畜が快適に育てられることで、ストレスや疾病を減らすことが重要とされています。
一見、家畜だけメリットがあるように見ますが、結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながるということから、重要視されています。

放牧

「アニマルウェルフェア」は5つの自由を基準としています。

5つの自由

  • 飢えと渇きからの自由
  • 不快からの自由
  • 痛み・傷害・病気からの自由
  • 恐怖や抑圧からの自由
  • 正常な行動を表現する自由

日本でも農林水産省などが呼びかけしているものの、なかなか広まらないのが現状です。

ドン・ロッシではEU基準のアニマルウェルフェア商品を取り扱っております。
アニマルウェルフェアのこと、少しでも興味持っていただけると幸いです。